Tankograd[MFZ-S 5044]ドイツ連邦軍 KHDジュピター 7トントラック [メーカー絶版 在庫限り]

1864年、ドイツ南部のウルムで コンラート・ディートリッヒ・マギルス氏が 創設したマギルス社は 消防車メーカーとして起業し、 大戦中はドイツ軍向けに マギルス33GトラックやRSOを生産。 敗戦後も復興需要にうまく対応して 生き延び、現在も世界屈指の 消防車メーカーとして知られています。 フィアットとの合弁で作った イヴェコ・マギルス社のはしご車は 東京消防庁など日本でも多数が 活躍しています。 KHD社はRSO用ディーゼルエンジンを 設計したことでも知られていますが、 現在はマギルスと合併し ブランドとしてのみ存続しています。 KHDジュピターはマギルスの誇る 7トントラックです。 市販車としては巨大すぎて 採算が取れないこの分野から 他社が次々脱落する中、 本業の消防車と車格が 重なっている強みを活かし、 ドイツ連邦軍の大型トラックとして 1960年代に活躍しました。 本書は前身にあたるA6500を含め、 ジュピターをその基本構造から 詳述する類をみない書籍です。 ウルム大聖堂を模した エンブレムを戴くマギルスの 美しく力強いトラックを徹底解説、 本領発揮の消防車型や 多連装ロケットランチャー搭載車など 豊富な派生車も紹介します。 写真数140、図版36、 A4、ソフトカバー、 カラー/白黒 64ページ、 英語/独語バイリンガル。