Tankograd[TG-US 3025]ビッグリフト作戦'63 -空前絶後・冷戦期の大規模空輸演習-

Tankograd[TG-US 3025]ビッグリフト作戦'63 -空前絶後・冷戦期の大規模空輸演習-

販売価格: 2,200(税込)

厚さ: 5mm

商品詳細

●テキサスからドイツまで63時間で機甲師団を空輸せよ!
●最も豊かだった頃の米国の威信を掛けた大作戦
●知られざる冷戦期の大規模空輸演習を詳細に解説
●ソフトカバー、英語/独語完全併記、モノクロ64ページ、未発表写真多数。

50年代、NATOは、もし第三次世界大戦が勃発した場合、中央ヨーロッパ防衛には30個師団が必要であると試算していました。
しかし、駐屯地の確保や予算の関係で、どう頑張っても24個師団の常駐が限界であり、残りは有事に米国から緊急空輸するしかないと結論づけました。
重装備の機甲師団をまるごと米国からドイツまで空輸することはできるのか?という検証のため計画されたのが「ビッグリフト」演習作戦です。
この演習では第2機甲師団「ヘル・オン・ホイール」をまるごと空輸、空輸後はそのまま仮想シナリオに基づいて侵攻軍を撃退するというものでした。
独立した作戦単位である機甲師団は、約14,500名を擁し、郵便局や病院、警察組織(憲兵)を備え、小さな地方都市の規模と機能を有しています。
いわば都市の全員を機能ごと63時間でテキサスからドイツまで引っ越しするという作戦です。
しかも、319両の戦車、429両の装甲兵員輸送車、76門の重砲とその牽引車両、これらを支える補給段列も一緒に空輸するのです。
本書ではこれまで日本では殆ど紹介されることの無かった空前の空輸演習を詳細に紹介。
当時の米軍機甲師団の各種車両をあまねく収録。
空輸に備えて集積された、道路を埋め尽くす機材群は当時の米国の強大さ・豊かさを象徴するもので唖然する光景です。
モデラーのみならず、軍事史研究をされている方も必見です。

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