ドラゴンモデル[DR6642]1/35 WW.II ドイツ軍 III号戦車H型 (5cm砲搭載) 後期生産車

☆実車について☆
第二次世界大戦でドイツ軍が開発、配備した戦車がIII号戦車です。
当初から対戦車戦闘を考慮して設計された戦車で、3名が搭乗できる大型の砲塔を採用し、砲塔の3名はそれぞれ、砲手、装填手、戦車長と役目を分担することで射撃の速度や精度が向上するとともに、戦車長は指揮に専念できたことが大きな特徴でした。

搭載砲は3.7cm砲からスタートしましたが、イギリス軍やソビエト軍戦車との対戦で威力不足が問題となり、G型の途中から5cm砲を搭載したタイプが登場。そんな中、最初から5cm砲を標準装備することになったタイプがH型でした。

加えてH型では車体前面と後面に30mm厚の追加装甲板をボルト止めして防御力向上も図られています。また、砲塔も新設計され、内部容積が広げられた砲塔は作業効率も高められたのです。H型は1940年から41年にかけて308両が生産されました。


☆キットについて☆
モデルはドイツ軍のIII号戦車H型を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。 中でもスプロケットホイールやアイドラーホイールの形状が変更された後期生産型を再現しています。車体下部は下面や側面のディテールも詳細に表現。
また、トーションバー式のサスペンションはトーションバーも再現され、実感十分な仕上がりです。増加装甲が加えられた車体前部と後部はボルトなどの表現も力強さを感じさせます。

車体上部はエンジンデッキもH型のディテールをしっかりと押さえてスライド金型でモデル化。各ハッチは開閉を選択して組み立てられます。
H型で新設計された砲塔もスライド金型を使って形状を正確に表現。側面のハッチは開閉選択可能です。複数パーツで形状もしっかりと再現されたコマンダーズキューポラも砲塔の仕上がりを引き締めます。

ハッチは開閉を選んで組み立てられます。主砲はもちろん5cmKwK L/42を35mm厚の防盾とともに再現。バランスの取れた車体形状が楽しみです。

同じスケールでIII号戦車のバリエーションも豊富にラインアップされているだけに、コレクションや情景製作に楽しみが広がる１台です。



☆主な特徴☆
スプロケットホイールやアイドラーホイールの形状が変更された後期生産型を再現
車体下部は下面や側面のディテールも詳細に表現　
トーションバー式のサスペンションはトーションバーも再現
増加装甲が加えられた車体前部と後部はボルトなども緻密にモデル化　
各ハッチは開閉を選択して組み立て可能
複数パーツで形状もしっかりと再現されたコマンダーズキューポラ
主砲はもちろん5cmKwK L/42を35mm厚の防盾とともに再現