ドラゴンモデル[DR6853]1/35 WW.II ドイツ軍 III号指揮戦車K型(スマートキット)

☆実車について☆

第二次世界大戦で機動力を生かした戦闘で優位な戦いを進めたドイツ軍は戦車部隊をより効率的に運用、展開するために大型の通信機を装備した指揮戦車が配備されていました。
その中で1942年12月から43年2月にかけて50両が生産されたのがIII号指揮戦車K型です。
それまでに作られ、配備されたIII号指揮戦車とはタイプが異なり、ベースとなるIII号戦車M型のシャシーにIV号戦車F型の砲塔が組み合わされていたのが特徴でした。
III号戦車よりも大型の砲塔には60口径5cm戦車砲KwK39を主砲として搭載。無線機はFu.5とFu.7、またはFu.8を装備し、さらに、それまで多く使用されていたフレームアンテナに変えて、スターアンテナが採用されていました。
生産は50両で終了されましたが各地の戦場で活躍したのです。

☆モデルについて☆

モデルは第二次世界大戦でドイツ軍が開発配備したIII号指揮戦車K型を再現。
ドラゴンからは以前にもIII号指揮戦車K型がリリースされていましたが、それとは全く異なり、このキットは最新モデルのIII号戦車の車体パーツとIV号戦車の砲塔パーツなどを組み合わせて新規に制作されています。
III号戦車の車体にIV号戦車の砲塔を搭載した独特なスタイルを細部に至るまでシャープに再現。IV号戦車ベースの砲塔はフロント装甲、バイザーやマントレットなどを新規に再現して、指揮戦車の姿をモデル化しています。
その砲塔を搭載する車体はもちろん砲塔に合わせて改修されたアッパーハルプレートのほか、車体上部の前面装甲や側面に装備されるスペアアンテナを新規パーツでセット。
さらに、外観で大きな特徴となるスターアンテナはエッチングパーツで繊細な仕上がりを演出しています。また、履帯にはベルト式のDSトラックを採用しています。
IV号戦車の砲塔とアンテナが独特な存在感を醸し出す1台はIII号戦車のコレクションに欠かせません。

☆主な特徴☆

第二次世界大戦のドイツ軍が配備したIII号指揮戦車K型を新金型を追加してリアルに再現
III号戦車の車体にIV号戦車の砲塔を搭載した独特なスタイルを細部に至るまでシャープに再現
IV号戦車ベースの砲塔はフロント装甲、バイザーやマントレットなどを新規に再現
改修されたアッパーハルプレートのほか、車体上部の前面装甲や側面に装備されるスペアアンテナを新規パーツでセット
外観で大きな特徴となるスターアンテナはエッチングパーツで繊細な仕上がりを演出
履帯にはベルト式のDSトラックを採用