VMS[VMS.P05]スポットオン ピグメントNo.05 クレイリッチアース ゼロテックス 45ml

VMS[VMS.P05]スポットオン ピグメントNo.05 クレイリッチアース ゼロテックス 45ml

販売価格: 1,760(税込)

厚さ: 40mm

商品詳細

スポットオン ピグメントは、完璧なブレンドとプロ仕様の混合材を組み合わせて独自の色を混合した、優れた密着力と鮮やかさを持つ、45mlの大ビン入の理想的なピグメントです。適切な作業により、さまざまなウェザリングをリアルに施すことができます。また各種のバインダーと併用することにより、無限大のウェザリング効果を発揮します。軽いテクスチャーの「ゼロテックス」、強いテクスチャーの「テクスチャード」の2種類を用意しました。

スポットオン ピグメントNo.05 クレイリッチアースは、4色のピグメントがミックスされ、土壌の中で最も強い茶色の変種で、土壌の明るい表層の下に見られる粘土の堆積の色です。試験場、頻繁に使用される街道、掘削現場など、土壌を変化させる機会のある車両に最適です。AFVやブルドーザーなど土木車両の両方に適しています。

●製品FAQ
・「均一な被覆(イーブン・カバレッジ)」の効果を生み出すにはどうすればよいですか?(つや消し仕上げ)
 ピグメントをアルキッドまたはENML 2.0バインダー スタンダードと混合したウェザリング液を筆で塗布します。ヘアドライヤーを使用して溶剤を蒸発させ、ピグメントの仕上がり具合を確認します。乾燥後はさらにピグメントを塗布して明るい色合いとすることも可能です。大きめの筆を使用し、ピグメントを表面にこすり付けます。ヘアドライヤーを使用すると、作業時間を短縮できます。

・ピグメントウォッシュの作り方は?
 手順は均一な被膜を作る場合と同様です。アルキッドまたはENML 2.0バインダー スタンダードを使用してピグメントを重ね塗りします。乾燥にはヘアドライヤーを使用してください。ピグメントの層が乾いたら、ユニバーサル・ウェザリングキャリアーを使用して層を再び液状にして、ピグメントの一部を除去します。ピグメントを必要なだけ除去し、適切な箇所に残します。最初にバインダーを使用し、後でキャリアー(シンナー)を使うことで、ピグメントの効果が永続的に保たれます。シンナーだけを使用した従来の除去方法では耐久性がありません。

・乾燥した泥のかたまりを作成するにはどうすればよいですか?
 スポットオン ピグメントのテクスチャードタイプをアルキッドまたはENML 2.0バインダー スタンダードと混合してペーストを作成します。ペーストは完全な硬化までには最大9時間かかり、作業中に追加の溶剤は不要です。ENML 2.0ベースのペーストはすぐに硬化しますが、やり直すには溶剤(ユニバーサル・ウェザリングキャリアーまたは同等品)が必要です。ピグメント層を修正するにはユニバーサル・ウェザリングキャリアーを使い、ヘヤドライヤーで再び固定します。まるで本当の泥のように扱うことができます。

・ウェット効果を作成するにはどうすればよいですか?(アクリルを使用した簡単な方法)
 ピグメントをアクリルバインダーと混合します。ペースト(テクスチャードの場合)または液体(ゼロテックスの場合)を塗布します。乾燥後、アクリルバインダーを薄く塗ります。アクリルはすぐに乾いて耐久性を持つものになります。初めて使用する場合は、まずは不要なモデルなどでテストしてください!

・ウェット効果を作成するにはどうすればよいですか?(アルキッドを使用、時間はかかるがプロセスを細かく制御可能)
 ピグメントをアルキッドバインダー ウェットFXと混合します。ペースト(テクスチャードの場合)または液体(ゼロテックスの場合)を塗布し、3時間乾燥させます。最初はピグメントがバインダーを吸収するため、仕上がりはつや消しになります。この時のつや消し仕上げについては心配しないでください。次のステップは、光沢を高めるために、作成したばかりのピグメントの上にアルキッドバインダー ウェットFXを薄く塗ることです。満足のいく仕上がり、つまり望みの光沢レベルが得られるまで、3時間ごとに重ね塗りができます。全体に塗るだけでなく、部分的に塗ったり、さらにバリエーションを増やすことができます。24時間以上経過していれば、他のアルキッドで作成されたピグメントにも光沢を適用できます。

・ウェット効果を作成するにはどうすればよいですか?(ENML 2.0を使用、速乾でやり直しが可能)
 ピグメントをENML 2.0バインダー ウェットFXと混合します。ペースト(テクスチャードの場合)または液体(ゼロテックスの場合)を塗布し、ヘアドライヤーを使用して溶剤を揮発させます。最初はピグメントがバインダーを吸収するため、仕上がりはつや消しになります。この時のつや消し仕上げについては心配しないでください。約1時間乾燥させて、より耐久性のある層を形成します。次のステップは、光沢を高めるため、ピグメントの上にENML 2.0バインダー ウェットFX を薄くコートします。複数の層を重ね塗りすれば、「滴り落ちるような湿った」効果を得ることができます。ヘアドライヤーを使用すると、さらに作業時間を短縮できます。全体に塗るだけでなく、部分的に塗ったり、さらにバリエーションを増やすことができます。

・部分的なテクスチャーエフェクトを作成するにはどうすればよいですか?
 テクスチャードピグメントをアルキッドバインダー スタンダードと混合し、ペーストを作成します。車輪や車体など、お好みの場所に塗り付けてください。後でピグメントの一部を除去することを考慮して多めに塗布し、ヘアドライヤーで溶剤を揮発させます。ペーストは9時間は作業可能なので安心してください。次に、筆や爪楊枝を使用してペーストの一部を取り除きます。除去が完了したら、大きめの柔らかい筆でピグメント全体を優しくブラッシングして、緩んだピグメントの塊を取り除き、24時間硬化させます。

・ポイントウェット効果を作成するにはどうすればよいですか?
 湿り気のある(半つや仕上げ)ポイントウェット効果には、アルキッドまたはENML 2.0バインダー ウェットFXを使用し、必要な箇所に面相筆でバインダーを塗布するだけです。
コントラストを維持しにじみを防ぐために、バインダーは控えめに塗布し、塗布直後に熱(ヘアドライヤー)を加えてください。光沢の強いウェット効果を得るには、アクリルレジンを使用してください。

・部分的なウェット効果を作成するにはどうすればよいですか?
 ENML 2.0またはアルキッドバインダー ウェットFXを使用してピグメントを塗布します。必要な箇所の光沢を除去するには、ユニバーサル・ウェザリングキャリアーを使用し、湿らせた筆を使用して余分なバインダーを拭き取り、ヘアドライヤーで乾燥させて結果を確認します。それでも光沢が強すぎる場合はさらに拭き取りを行い、キャリアーと少量のピグメントを塗布するとさらに光沢を軽減できます。光沢からつや消しへの移行をスムーズにするには、キャリアーを両方の領域の間に流し、筆で(拭き取らずに)しみ込ませ、最後にヘアドライヤーを使用して仕上がりを確認します。濡れた部分に純粋なバインダーを2回重ね塗りすれば、滴り落ちるような湿った効果を得ることができます。

・テクスチャードピグメントはどんな時に使用できますか?
 堆積した土や泥を再現したい時(ペースト)、質感を際立たせたスパッタリングや飛沫を作りたい時(リキッド)です。これはドライ仕上げとウェット仕上げの両方で当てはまります。

・ペーストとリキッドの使い分けは?
 大量の泥の蓄積、微細物、堆積物を再現したい場合は、ペーストを使用します。リキッドは、ピグメントの均一な薄い層、ウォッシング、スパッタリングに使用します。

・良い泥と良くない泥の見分け方は?
 実にシンプルです。優れたピグメントは、スケールに合わせた色(トーンダウン)で、ウェザリング液として適用した場合(バインダーと混合し筆でモデル上に塗り広げる)、表面を簡単にカバーできます。粒子サイズが細かくパウダー状で適切に処理されているため、均一な被覆(イーブン・カバレッジ)が得られます。安価なピグメントやフィラーは粒子サイズがざらざらとして大きく、モデリングでは低い定着力や隠ぺい力、不均一な適用など、あらゆる種類の問題が発生します。

・ピグメントによって定着力が違います。
 「ゼロテックス」タイプのピグメントは最高の定着力を持っています。「テクスチャード」タイプのピグメントは、テクスチャー素材の粒径が大きくなるため、ピグメントの定着力は弱まりますが、アルキッドバインダーで厚い泥の堆積物を作成する場合は、この低定着性はプラスになります。この技法では、最初に泥をたっぷりと塗り、それから自然な外観にするために泥を取り除きますが、ゼロテックスタイプでは定着性が高すぎて不可能です。アルキッドペーストを使用する場合は、テクスチャードタイプの定着力が低いことが有利に働きます。ダスティングやウェザリング液を作成する場合は、ゼロテックスタイプを使用してください。

・戦車の車輪と車体に泥を厚く堆積させたいのですが、毛細管現象による定着がうまく働かず、ピグメントが「溶けて」どろどろの山になってしまいます。
 毛細管現象を利用してピグメントの微細な構造を形成するのは、面相筆できわめて慎重にバインダーを適用する必要があります。バインダーを使い過ぎると、ピグメントが凝集して醜いスープになってしまうため、慎重な適用が必要です。この問題を解決するため、当社は見栄えの良い泥堆積物を簡単に作成できるテクスチャードタイプのピグメントを開発しました。これに対し、ゼロテックスタイプは固まりにくく、誰もがうまく使えるようになっています。バインダーを使い過ぎてもテクスチャードの場合には問題ありません。毛細管現象の達人であっても、テクスチャードタイプのピグメントを試してみてください。ウェザリングをより速く簡単に行うことができ、結果は素晴らしいものになるでしょう。

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