Tankograd[MFZ-S5097]Bv.206S - ドイツ連邦軍のバンドバグン206S装甲兵員輸送車

バンドバグン206(Bv.206)はスウェーデンで開発されたユニークな装軌式牽引車です。ドイツ連邦軍が1985年に導入し成功を収めたBv.206Dハスキー装甲兵員輸送車の後継として登場したBv.206Sは、空挺部隊車両の航続距離と能力のギャップを埋める装甲車両として採用され、2002年に31両が野戦救急チームに配備、うち4両はMEPT(移動搬送医療チーム)に改装されました。続いて2004年に75両の装甲兵員輸送車型、2005年に81両の指揮車型が導入されています。C-160戦術輸送機で空輸可能な軽装甲輸送車として、ドイツ連邦軍では現在189両のBv.206Sが活動中です。本書ではこれらのすべてのバリエーションを含む車両群を解説する初めての書籍となります。ドイツ連邦軍で運用中の車両の外観から内部まで150枚に及ぶ豊富なカラー写真に加え、テクニカルイラストによる構造解説なども掲載し、1/35タコムなどのスケールモデル製作や現用補助車両に興味のある研究者には必携の一冊といえます。

掲載点数：カラー写真150枚、イラスト12枚
テキスト：英語
頁数：64ページ